スウェーデン:ザリガニパーティ?「クレフトシ―ヴァ」

スウェーデンのザリガニパーティ?「クレフトシ―ヴァ」の歴史

スウェーデンのザリガニパーティ「クレフトシ―ヴァ」は歴史のあるイベントです。
遡ること16世紀から、この辺りではザリガニを食べていました。
しかし、当時ザリガニは高級食材でしたので、食べられるのは王族に限っていたのです。
その風習が時代の流れと共に、一般市民に広がったということ。
今ではザリガニはスェーデンの国民食となり、食生活に欠かせない食材となっています。

ザリガニパーティ「クレフトシ―ヴァ」の時期は?

「クレフトシ―ヴァ」の時期は夏です。
なぜ夏なのかというと、ザリガニ漁の解禁は8月から2か月間のみだからでしょう。
日本の鮎のように、乱獲を禁止されているというわけです。
逆に、期間限定だからこそ、盛り上がっているのかもしれません。

概要について知っておこう

「クレフトシ―ヴァ」は一言でいいますと、ザリガニ料理を味わうという大きなイベントです。
その規模は半端ではなく、家庭のみでなく学校や町でも開かれます。
そして、その食べ方は独特で日本ではなじみのない茹で方をするのです。
塩とディルを使ってゆでるという北欧独特のお料理ですから、日本人にとっては不思議な食べ方かもしれません。

ザリガニパーティ「クレフトシ―ヴァ」の特徴はディルの風味

「クレフトシ―ヴァ」の特徴はやはりその食べ方です。
ここで注目したい「クレフトシ―ヴァ」の食べ方の特徴はディルを使うということでしょう。
ディルとは日本人にとっては聞いたことのない言葉でしょうが、ハーブの一種でスウェーデンやフィンランドではあたりまえのようにある調味料でよく家庭料理にも使われるそうです。
香りは一種独特のものがあるので、日本人にとっては苦手なものかもしれませんが、ハマると病みつきになってしまうと聞きました。

ザリガニパーティ「クレフトシ―ヴァ」の魅力を知ろう

「クレフトシ―ヴァ」の魅力は、ザリガニを通した国際交流(コミュニケーション)ができることです。
北欧にあるスウェーデンやフィンランドでは欠かせない国民食ザリガニですが、日本では食材としての地位は低いもの。
価値の違いは国民性の違いでもありますから、しかたないことですが、ザリガニを通して異国の人とコミュニケーションできるのはすてきなことです。

もし、あなたが北欧の国に行ったら、こちらの人達は英語を話すので「ロブスターパーティ」について聞いてみてください。
話が盛り上がることは間違いないくらいに、北欧の人達は「ロブスターパーティが大好きなのです。
ザリガニで国際交流できたら、ものすごくステキなことではないでしょうか。
「クレフトシ―ヴァ」の魅力をもっと広げたいものです。