イスラム教のタブー

旅行の時に気を付けたいイスラム教のタブー

海外旅行でサウジアラビアなどを巡る際、注意するべきことは現地の宗教です。
海外旅行の際に相手の国のマナーや礼儀に注意するのは当然ですが、その一部として宗教を知っておくのも大切です。

特にイスラム教はタブーとされていることが多く、知らずに禁止事項を侵してしまうと失礼になっていまいます。
失礼になるばかりか、場合によっては犯罪行為になってしまうので、相手の国の方から良い目で見て貰えないでしょう。

寺院内でのルール以外にも国内での服装には注意が必要だったりするものもあるので、先に確認しておきましょう。

寺院や服装のタブー

観光で寺院を訪れた際に注意しないと行けないのは、女性が入ることができない寺院があるということです。
モスクは明確に女性が入れないとされています。

そして寺院に入る場合は祈りの時間は避けて行く必要があります。
女性がは入れる寺院の場合は、スカートや肌を出す恰好は禁止されています。
さらに寺院内は動物製の革製品などの持ち込みが禁止されています。

服装の面では寺院以外でも露出の高い服装は注意が必要です。
明確に禁止はされていませんが、リゾート地以外での露出は避けるに越したことはありません。

食事も注意点が沢山

イスラム教は食事も注意が必要です。
イスラム教徒は豚肉を食べませんので、現地の人や遊びに来たイスラム教の人に無暗にすすめてはいけません。

イスラム教にはラマダンと呼ばれる断食の習慣があります。
この時期で現地の外での食事は控えましょう。

更にマレーシアでは断食の時期は日が出ている間に物を食べたり飲んだりが出来ません。
アルコール類も禁止されており、現地でお酒を飲むのは控えた方がよさそうです。

また、細かいですが左手での物の受けわたしも禁止されています。
これは左手が不浄とされているためで、食事の時は左手も使えません。
左利きの方が旅行に行くときは、かなり注意が必要な部分です。

タブーをおさえて海外旅行も快適に

日本では当たり前の習慣や、問題が無いと思っていた事でも、現地ではタブーとされていることが多くあります。
左利きの人がもし何も知らずに現地に行って行動してしまえば、多くのイスラム教徒に不快感を与えて帰国することになってしまいます。

現地の寺院巡りを計画してせっかく旅行に行っても、現地で女性がは入れないことを知ってしまってはやりきれない気持ちになります。
お酒が好きな方も事前にしっかりリサーチしておかないと、思いもがけないところで現地の人を不快にさせてしまうかもしれません。

イスラム教にはタブーが多いので、実際に旅行に行く前にはよく確認しておき、自分も現地の人も気持ちよく旅行ができるようにしておきましょう。