ペルー:インティ・ライミ

ペルーの太陽神をまつるお祭り インティライミ

南米でペルーで行われるお祭りの中でも最も有名なお祭りが、インティライミです。
インティライミはペルーで行なわれる南米三大祭りの一つとして知られており、太陽の祭りとも呼ばれる、非常に歴史有るお祭りです。

元々は観光客目的の華々しいお祭りでは無く、インカ帝国崩壊後、太陽神を密かに祈ることを目的として、秘密裏に行なわれていたお祭りになります。
1944年にお祭りが復活し、祭りの規模がどんどんと大きくなってから、本格的にインティライミが世界に認知されるようになったと言えるでしょう。

6月24日、冬至を迎えた現地で行なわれるインティライミは、翌年の豊作祈願を目的として行なわれています。
世界遺産都市クスコで例年行なわれ、多くの観光客で賑わうと言えるでしょう。

生け贄を捧げるお祭り

元々は豊作を願い、太陽神へ生け贄を捧げていたインティライミですが、当然近年では、そのような物騒な話はありません。
お供え物、イベントとして太陽神へ祈りを捧げ、来年の豊作祈願を行なうのです。
あくまでお祭りとして行なわれるようになったことが、復活をした理由と言えるでしょう。

祭りの最中には、インカ王が登場し、色鮮やかな衣装を身にまとった兵士達が護衛を行ないます。
様々な会場でインカ王による挨拶が行なわれ、その都度、インカ王を中心に、色鮮やかな衣装を身につけた兵士達が続々と移動することで知られています。
まるでパレードのように非情に明るい光景で、この色とりどりの鮮やかさをみるだけでも、インティライミらしいと感じる方は少なくないようです。

祭りの最初の舞台となる太陽の神殿、コリカンチャでは、楽団や太陽の処女などが、太陽神を称え、演奏、歌い、踊りを披露します。
この様子も非常に華やかな事で知られており、一種のパレード的感覚で、楽しむ事が出来るでしょう。

観光の際には宿泊先に注意

インティライミを訪れる際には、早めに近隣ホテルの予約をしておかないと、間違いなく取ることが出来ません。
世界的に有名なお祭りとなっていますので、宿泊をする際には事前に、早め早めの予約を行ないましょう。

また、入場チケットなどの購入をする必要もありますので、事前準備をおすすめします。
ホテルによっては、入場チケットやランチボックス、送迎がセットになっているお得なプランもありますので、観光の際にはピッタリと言えます。
こうしたお得なホテルこそすぐに完売していまいますので、出来るだけ早めに予約をしてください。

6月24日前後は、世界各国から多くの観光客が殺到し、近隣のお得なホテルは特に、どこもかしこも混雑しますので、十分注意が必要です。